ゆせいび!

加速器つくります大学院生です

2020-06-09(Tue.)引っ越し後70日目日記

今日は機構内で4つほどやることがあり、てんやわんやでしたが何とか Must-Do なことはできたので良かったです。ただ、まだまだ不勉強なところ、実地での経験が不足していると痛感することが多く、勉強の日々です。


どこかのツイートで見たのですが、(ツイ主の知人が)(おそらく30代くらいの雰囲気)『コロナ離婚』したというけど老年離婚するよりも先に相性の不一致を確認出来てよかったなぁ、みたいなツイートを見ました。

確かにこのCovid-19の件でライフスタイルが加速的に変化したことをうまいこと描写したツイートだなと感じました。

この手の話は離婚に限らず、コミュニケーションのスタイルの変化や、さらには経済活動やビジネス活動にも当てはまるのではないかなあと雑に敷衍してみたりしています。


それに比べて、科学の営みというのはかなり実直な、変わらないスタイルにあるもののように感じています。とくに私が携わっているところの粒子加速器においては、1970年代のテキストを使用してツールを作成しているものです。おそらく informatics science のほう、とくにMLでは3か月前の手法はもう古いといわれるらしい風潮とは対照的な、”枯れた”技術が現役ではたらいているのがこの現場です(と思っています。)

まだまだこの分野に身を置いてから70日ということで、学ぶことも山ほど残っておりますが、この時代にこの分野に参入するということのメリットとして、経験のある先人に尋ねることが出来る、よく整備されたテキストを手に入れることが出来るということがあります。後者に頼りがちなところはありますが、総研大の恵まれた機械として前者のアプローチを積極的にとっていきたいです。

明日も計測するぞ~