ゆせいび!

加速器つくります大学院生です

2020-05-18(Mon.)引っ越し後48日目日記

さてようやく大学院の係から連絡があり、入構の制限がゆるやかになることが決まりました。オンラインでやることのメリットもろもろはありますが、やはり研究機構のなかにはいって大学院生生活をするというメリットを享受するために待ちに待ったものでした。

居室のワークステーションのメモリを増設しようとしたらBIOSすら立ち上がらないということもありましたが、まぁ楽しんでやっていきましょう。


明日から雨が降りそうな微妙な天気ですが、自転車で通いたい地理的要請があるのでリュックをなかにいれても着られるようなレインコートを買いました。これで雨の中でもチャリ通勤できますね!


twitter タイムラインの『社会に役に立つ研究』うんぬんの議論について、ちょっと触れたいところです。ここでは表層的な言及にとどめようと思います。

科学技術が国力につながる!という主張はあります。しかし研究をするためには研究費(であったり人員であったり施設であったり電気代であったりの資源)が必要で、その規模の大きさのために国(であったり大きな機関)が資源を提供するしかありません。

はたしてそこで国は研究Aに資源を割り振ろうと考えるのかということを考えます。研究Bでなくて研究Aに、または外交防衛なり教育なり社会保障なり(ただの例です)でなく研究Aに割り振る動機付けはどうして生まれるでしょうか。そういったことを考えると、いわゆる『社会に役に立つ研究』が優先されるのも仕方がないという風な価値観をもっています。

私が(東大・本郷&和光でなく)つくばを選んだことの理由のひとつには、私のそのような価値観が現れたものだなぁと感じました。