ゆせいび!

加速器つくります大学院生です

2020-11-23(Mon.)引っ越し後206日目日記

以前に Twitter で見かけて参加登録をしておいた IBIS2020 のウェビナーを聴講してました(zoom)。IBIS2020 は Information-Based Induction Science とのことです。

ibisml.org

本日は第一日目でチュートリアルとして、分野の入門に相当するような講演がありました。わたしはこの分野についてはただの素人で特徴的なキーワードだけはどこかで聞いたことがある程度のものでして、講演の内容を理解できたかというと全くできませんでした。 ただ、深層強化学習やバンディッドアルゴリズム、統計的因果探索について、どのようなモチベーションで研究が興っているか、著名な仕事としてどのようなものがあるか、最近の進歩はどのようであるか、といった分野の熱量を感じることが出来たのは良い経験でした。 特に印象に残ったのは、3番目の kaggle についての講演でした。kaggle grandmaster である講演者の長い経験に基づく、深い知識を垣間見るようなレクチャーはとても刺激的でした。

また、講演の形式として、講演を動画としてあらかじめ撮影しておき、講演時間には slack で適宜質疑応答がなされるというのはとてもいい形式のように感じました。リモート開催される勉強会・講演におけるよい解法のように感じました。


Rust という言語をお勉強しました。教材はいわゆるところの "The Book" です。

doc.rust-lang.org

普段の研究では、python でもってとりあえず数値的な処理をしてプロットできればいいやというようなモチベーションでコーディングしていましたが、それを反省しました。Rust は特に型を明示的に示して、メモリの安全性に努める言語という印象を受け、丁寧に書いていく必要性を感じました。 また、機能を分解してそれぞれで関数を書くことや、エラー処理を適切に行うことなど、知識として知ってはいたけれど実行できなかったことについて、具体的なコーディングをもとに解説されていてとても有意義でした。

Chapter 12 の途中までよみ、のこり半分ほどあるのでまた読んでいきたいです。